人間の命を支えるだけではなく、社会を豊かにする食の未来は、我々の現在の行動に委ねられています。豊かな食の未来を創造するには、多くの知恵を結集し、未来に備える必要があります。
今回開催する「みどりの食料システムEXPO」が食に関わる多くの人々の知恵が結集し、連携することで持続的なフードシステムを構築する機会となることを期待しております。
ロイヤルホールディングス株式会社
代表取締役会長
菊地 唯夫
人間の命を支えるだけではなく、社会を豊かにする食の未来は、我々の現在の行動に委ねられています。豊かな食の未来を創造するには、多くの知恵を結集し、未来に備える必要があります。
今回開催する「みどりの食料システムEXPO」が食に関わる多くの人々の知恵が結集し、連携することで持続的なフードシステムを構築する機会となることを期待しております。
ロイヤルホールディングス株式会社
代表取締役会長
菊地 唯夫
◇ 企画委員長 | |
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菊地 唯夫 | ロイヤルホールディングス株式会社 代表取締役会長 |
◇ 企画委員 | |
有井 雅幸 | デリカフーズ株式会社 事業統括本部 品質保証室 室長 |
石川 史子 | 株式会社FOOD FIELD CREATIVE 代表取締役社長 |
折笠 俊輔 | 公益財団法人流通経済研究所 農業・環境・地域部門 部門長/主席研究員 |
北河 博康 | 株式会社MOGITATe 代表取締役社長 |
木村 吉弥 | 一般社団法人日本食農連携機構 常務理事 |
岸本 淳平 | 公益社団法人日本農業法人協会 経営支援課長 |
北野 慶一郎 | 株式会社ローソン 中食商品本部 農業推進部 マーチャンダイザー |
久留原 昌彦 | 株式会社イトーヨーカ堂 マルシェ部 青果担当 シニアマーチャンダイザー |
服部 一成 | 有限会社服部果樹園 代表取締役 |
藤木 徳彦 | 一般社団法人日本ジビエ振興協会 代表理事 |
三輪 泰史 | 株式会社日本総合研究所 創発戦略センター エクスパート |
私たちは食べていかなければ生きていけません。また、豊かな食は価値ある生き方の重要な要素です。しかし、国内の労働力不足や働き手の高齢化、増える自然災害、飼肥料の価格高騰など、食の原点である一次産業は深刻な課題に直面しています。また、世界では人口増加に食糧不足、ロックダウンによる供給網麻痺、紛争や為替変動など世界情勢の変化やSDGs、地球環境に対する意識の高まりなど、国内外で様々な問題が起こっています。
このような背景をもとに私たちはいま、持続可能な食の供給システムを実現しなければなりません。食におけるバリューチェーンでの、無駄のないエコシステム(循環・サイクル)が求められます。そのためにはまず重要となる「生産性向上」と「利活用・高付加価値化」を現場に普及していく必要があります。
一次産業のDX化推進、リスク対策、人材雇用と育成の仕組み作りなど、生産効率を大幅に高めることで、魅力的な一次産業を目指します。同時に、食に関わる様々なシーンでロスを減らし、捨てずに利活用する発想や、創意工夫で生産物に付加価値を付けることで経済性を高めます。バリューチェーンの好循環が社会課題を解決し、結果として雇用の創出や周辺産業も活性化され、地方創生にもつながるのです。
日本能率協会は、ひとをつなげ、知識や情報、テクノロジーをつなげてフードテックによる食全般の課題解決を進めるべく、「みどりの食料システムEXPO」を開催し、産官学民のイノベーションを促進します。
日本能率協会では2008 年より毎年、農業の活性化をテーマとした展示会「アグロ・イノベーション」や「草刈り・除草ワールド」「鳥獣対策・ジビエ利活用展」を開催してきました。上述の通り、国内外で食に関する問題が複雑化している中、もはや一つの業界内だけで課題が解決する時代ではありません。より広範で、中長期の視点で“持続可能な食の未来”に焦点を当て、これらの展示会も一段高いフェーズへ移行させて「みどりの食料システムEXPO」としてリスタートします。世界中でフードテックのトレンドに注目が集まる今、持続可能な食の未来を日本から世界へ発信する展示会として引き続き開催して参ります。
会期 | 2024年3月5日(火)~8日(金) 10:00~17:00(最終日は16:30まで) |
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会場 | 東京ビッグサイト |
主催 | 一般社団法人日本能率協会 |
出展規模 | 110社/150ブース(予定・同時開催展除く) |
入場 | 来場事前登録制 |
構成展示会 |
ジビエ利活用・鳥獣被害対策展 スマート畜産・資材展 スマート農業・資材展 フードロス対策EXPO スマート水産・資材展 生鮮加工・流通展 草刈り・除草ワールド |
同時開催展 |
FOODEX JAPAN2024 第48回 国際食品・飲料展 |
来場者数 | 6,000名(予定・同時開催展除く)※FOODEX JAPAN 来場者数 想定80,000名 |
来場対象 | ●農業・酪農畜産・水産業 ●行政・自治体 ●大学・研究機関 ●食品加工 ●小売・流通 ●商社・卸 ●メーカー・食品バイヤー ●外食・フードサービス ●宿泊・施設管理 その他関連業種 |
「みどりの食料システムEXPO」は「FOODEX JAPAN」との同時開催になります。日本とアジア、世界をつなぐ国際食品・飲料総合展示会とシームレスな(境界の無い)会場構成とすることで、食料生産の起点から販売・消費に至る、食に関わる全ての関係者が共働し、“ 食の新たな価値を創造する展示会”を目指します。例えば、生産物の出口となる商品化、6 次産業化のヒントが「FOODEX JAPAN」にあり、販売や消費の現場で発生する食品ロスの問題を解決するヒントが「みどりの食料システムEXPO」にあるため、同時開催によるクロスマッチングが実現するのです。
「みどりの食料システムEXPO」は東京開催を前に、2023 年10 月に九州で初開催します。
2015 年より開催して参りました「九州 アグロ・イノベーション」も3 月の東京と同様のコンセプトで生まれ変わります。アジアの玄関口に位置し、食が豊富で観光資源としても食の魅力が集まる九州において、食のバリューチェーンに関わる産官学民のひとや組織が集結している福岡はイノベーションを起こす機会も多い場と言えます。福岡発の課題解決”の気運づくりをリードする展示会として今後も開催して参ります。詳しくは事務局までお問い合せください。
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